統一地方選挙
5月31日は統一地方選挙選挙の投票日でした。
野党党首が斬りつけられたり、与党が大敗北を喫したりと、本当にいろいろなことが会った選挙ではありましたが、投票権の無い私にはあまり関係が無いといえ無かったので、かえって純粋に野次馬根性だけで楽しめた選挙でした。
それにしても、日本の県にあたる「道」、特別市の首長から一般の市町村の議会議員までを同じ日に選挙してしまおうというのは、実はとんでもなくすごいことではないでしょうか(いったい何人分投票しなければならなかったんでしょう…?ちゃんと区別して投票できたんでしょうか?)。
投票といえば、5月31日は平日です。で、どうするかというと、韓国の多くの会社は、投票に行くために休みになるのです。もちろん学校の先生も投票に行かなければなりませんから、学校も休校です。
韓国人職員の方に休日にしたらいいのに…と聞いてみたら、投票率をあげるために平日にして、会社を休みにして強制的に行かせることにしたそうです。
…私なら、不在者投票して当日は遊びに行ってしまうかも(爆)
選挙運動も興味深かったです。
普通のレベルでは、駅などに5~6名くらいの応援者と一緒に候補がやってきて、独特のリズムで「○○党の◇◇です」みたいなことを言い、候補者は、名刺(表に写真と名前、政党名、裏にちょっとした公約が書いてある)を配ります(日本だとB5とかのサイズのビラを配りますよね)。
さらに、すごいのは、応援者を何人も引き連れて、歌を歌ったりダンスをしたりといったパフォーマンス系の運動でした。
私が見た中で一番ぶっ飛んでいたのが、職場からの帰り道、深夜11時半ごろ、ある大きな交差点に、トラックに大型プロジェクターを積み、そこで、何かの演説している様子を流しながら、大音量で西城秀樹さんの「ヤングマン」の替え歌(正確には、元歌のカバー曲の替え歌)を流しながら、30人くらいの若い応援者たちと一緒に候補自らが踊っているのです。
正直な話、これを見てすぐに頭に浮かんだのが、麻原彰光率いるオウム真理教が国会議員の選挙に出たときの運動が、これと全く同じような情景でした(あっけにとられて、写真を撮るのを忘れてしまいましたが、とっても不思議な空間を作り出していました)。
家に着くまで、私の頭の中には「しょしょしょしょ~こ~♪しょ~こ~♪」というあの時の応援歌が繰り返し繰り返し流れていたのでした。
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