滞在中の食事のこと
そういえば、日本にいるのに、中華ばかり食べている気がする…。
今回の日本滞在では、気が付くと中華ばかり食べている気がします。
まぁ、偏食が激しい娘のせいで、バリエーションがかなり限定されていると言うのもあるのですが、どうやらそれだけでは無いようです。
妻に、そういえば…とその話をしたところ、妻も同じように驚いていていましたが、ある意味当然だと言っていました。
というのも、韓国では、「コリアン・チャイニーズ」は至る所にあるのですが、「オリジナル・チャイニーズ」を食べることができる場所というのが、きわめて少ないのです。
たしかに、高級ホテル等に行けばあるのでしょうが、町中で見かける「正統中華料理」は「正統日式」の比ではないくらい、韓国式になっています。
おかげで、私のような貧乏駐在員では、オリジナル・チャイニーズを口にすることはほとんど無いため、今回のように日本に来て、まず中華に足が向いてしまっているようです。
妻のこの指摘はとても納得のいく物でしたが、逆に言うと、日本がいかに恵まれているか、ということと同義だということに気が付きました。
オリジナル・チャイニーズ、オリジナル・タイ料理、オリジナル・ベトナム料理、オリジナル・インド料理…モンゴル料理やイスラム料理などほとんどの国の、しかもかなりオリジナルに近い形での料理(もちろん、日本人向けに味付けをしているのは重々承知です)を食べることができ、しかも、そのバリエーションは非常に幅広い物があります。
韓国では…ソウルでさえ、オリジナルに近いものを食べようとすると、まずお店を探すところから始まるのです。
この点は、日本は本当に幸せなのだなぁと実感しました。
p.s.
とは言え、値段はどうかわかりません。
ホテルの目の前にある韓国料理屋の壁に貼ってあった宣伝を見ると…
「SALE チャミスル1本700円」
何を考えているんだっ!チャミスル1本700円だとぉ~?
700円=7000ウォンも出せば、ロッテマートで6本買えるぞっ!
飲み屋さんでも、せいぜい3000ウォン行かないぞっ!
確かに、日本は「本場の味」を気軽に食べることができるのかもしれませんが、もしかすると、「本場の味」ということで、ぼられているのに気が付かないだけなのかもしれませんね。
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