至福の瞬間
韓国に来て、1年3ヶ月。
やっと、待ち望んでいた瞬間がやって来ました。
韓国でバイクに乗ることができたのです。
とある事情があって、わずか2~3分の「試乗」レベルの短時間、しかもバイクはデリム社の大スターという125ccのアメリカン。そう、配達のおじさんたちが、荷物満載で使っているあのバイクです。
それでも、私にとってはとても幸せな時間でした。
あの、エンジンに火を入れる瞬間のドキドキ感。
ミッションを入れ、クラッチをミートする瞬間のワクワク感。
エンジンの鼓動を感じながら、風を切って走る爽快感。
その全てが、1年4ヶ月前と同じままに感じられました。
そうです。バイクに乗れたことも幸せだったのですが、こういった「バイク乗り」なら誰でも持っているこの感情を失っていなかったことが、何よりも私にとって幸せに感じたのです。
実際、外国での生活に追われ、なかなか乗れないでいましたし、1年以上バイクに乗らなかったということは、免許を取って以来初めてのことでしたから、本当に色々な意味で不安だったのです。
しかし、今日、短時間とは言えバイクに乗って、「自分はまだバイクがこんなにも好きでいれたんだ」と実感できたのは、私にとって幸せの一言以外何もありません。
試乗後、本当に幸せな一日でした。
「実際にちゃんと乗れるのはいつになるのか?」なんてことは今日は考えないで、この幸せ感に浸ることにしよう。
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