雪嶽山1泊2日
【プロローグ】
きっかけは、職場の社内メールで、雪嶽山(ソラクサン)の麓のホテルの割引券があるとの連絡でした。
こんなことでも無いと行くことも無いだろうと、急遽(本当に急遽)雪嶽山1泊2日の旅が決まってしまいました。
行き: 漢辺北路~パルダンダム~(R46)~春川~(R46→R31)~ミシリョウ~雪嶽山
帰り: 雪嶽山~(R7)~江陵・鏡浦台海水浴場~(嶺東高速→京釜高速)~ソウル
【1日目:2008.04.19】
当初の出発予定時間は9時。しかし、子どもの関係でバタバタになり、結局出発できたのは10時半。すでに1時間半遅れで出発。
ここまで、125ccのバイクでは1時間半弱くらいかかるが、車では漢辺北路という漢江の北側川縁をずっと行く高規格道路(高速道路)が使えるので、30分ちょっと。やはりバイクも高速を走らせて欲しいと本気で実感。ここで最初の休憩。
R35との分岐当たりから春川まではかなり道が混んでいてペースが上がらなかったが、春川過ぎるとほとんど車がいなくなり、高速ワインディングと相まって、どんどんペースが上がる。ぜひ大型スポーツバイクで走りたいところ。
3歳の娘は爆睡中。途中峠越えで目覚めたので、怖いかと訪ねてみると、「楽しい!」との答え。ワインディングに車酔いすることもなく、なにやら楽しんでいる様子。
私の娘だからなのか、私の運転が上手いのかそこはよくわからないが、少なくとも、職場の上司が乗っていたら、絶対に降ろしてくれと叫んでいるペースであることは確か。末恐ろしいと言うべきか、心強いと言うべきか、ちょっと悩みどころ。
奥さんは一言、「もう慣れた」!
雪嶽山の北側からアプローチ。
ミリショウ展望台で、雪嶽山~束草(ソクチョ)の街~海の一大パノラマを楽しむ。
娘は、生まれて初めての500ウォン双眼鏡を眺めて大はしゃぎ。
「もう1回」と延長をしていたが、さて、何を見ていたのだろうか?ともかく大興奮中。
16時半にホテルに到着。誰だ、3時間半なんて言ったのは?まぁ、途中のワインディングが楽しかったので良しとしよう。
今夜の宿「ケンシントンスターズホテル」
とにかく豪華に見えるホテル。なぜか庭にはダブルデッカーが2台置いてあり、娘は大はしゃぎ。
受付のお姉さんお兄さんも感じが良く、私的にはかなり気に入ったホテル。
部屋は、本来はツインルームだったのだが、寝相の悪い娘がベットから落ちても大丈夫なようにオンドルパンをお願い。
クローゼットの中に寝具一式(ただし、韓国の寝具なので、敷き布団も掛け布団もペラペラなのはいたしかたないところ)があり、妻と娘がベッドで、私が床で寝ることに。
「トルボネ トジョンタク(털보네 토종닭)」さんの「オムナムペクスク(엄나무백숙)」
ホテルのフロントでもらったおすすめ食堂リストの中にもある、フロントのとってもかわいいお姉さん一押しのお店。
ただし、田んぼのど真ん中にあり、一人で行くのはほぼ絶望的に無理。リストには電話番号があるので、カーナビの電話番号検索で行ってみると全く別の場所に案内され…、電話をして店のおじさんに迎えに来てもらう。
「オムナムペクスク」はトジョンタクという地鶏1羽が入った鍋(プラス、沢山のパンチャン=おかず)で、参鶏湯と同じように、高麗人参、ナツメ、ジャガイモ、ネギ、キノコなどが入ってと~っても美味。締めのおかゆが超最高!至福の時間!!体重計なんてくそ食らえっ!!!
【2日目:2008.04.20】
ホテルから雪嶽山公園は、3歳児の足で10分というところ。
入り口で入場料3400ウォン支払う(3歳は無料)。
まだ桜も綺麗に残っており、とても綺麗な公園として整備されている。
ロープウェイは往復7000ウォン。1度に30人までの定員で5分おきぐらいで運行しているも、10時過ぎに行ったときは、すでに1時間待ち。
一気に800m上の権金城 (권금성、クォングムソン) まで上がる。ロープウェイのターミナルは展望台になっており、眺望は非常によい。そこから子どもの足で20分くらい上がったところが、権金城頂上直下。ココまでは整備された登山道。ココからは岩肌を直接登山。3歳の足では絶対無理。
登山道終点付近は断崖絶壁。友人の某Sさんなら絶対ココまで寄らない。18kgを だっこしながらココまで寄るとは、うちの奥さんもたいしたものだと素直に関心。
江陵・鏡浦台海水浴場 干支12支の柱
下山後、時間を見て、行きたかった高城統一展望台をあきらめ、一路江陵へ。
途中、マッククスというソバ粉を使った麺が食べたかったのだが、こちらもカーナビのおかげで店が見つからず。そのうち娘が寝たので江陵へ。
仁川とは違う、白い砂浜。写真を見るとどことなく南国っぽく見える。
日本海の海を見慣れた私にとっては、千葉・湘南の灰色の海岸が納得できないのだが、ここは日本海の浜らしく砂が白い。
【エンディング】
軽い食事後、17:00過ぎに出発。
嶺東(ヨンドン)高速はウォンジュの手前辺りから延々と大渋滞。さすがにしびれを切らして、当初の予定を変更しヨンインから下道へ。R45でオリンピック道路よりソウル東部二村洞へ9:30に帰着。
同日、娘の友達の家族も雪嶽山に行き、同じように嶺東高速で帰ってきたとのことだが、到着時刻は23時を回っていたとのこと。やはり渋滞は早い見切りも必要かも。
【おまけ】
名前は「あすか」。某サービスエリアで、ぽつんと置き忘れられていたとのこと。たぶん、車に荷物を積む際に、ちょっと横に置いたまま出発した模様。
あの渋滞の中、延々と子どもに文句を言われ続けているであろう、父親(及び母親)のことを考えると…。
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