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2010年3月13日 (土)

緊急車両には道を譲りましょう

 3月11日付け朝鮮日報(日本語版)に、以下のような記事が載っていました。

 実は私も3度救急車に乗ったことがあります。

 1度目は自分がバイクで転けたとき。

 2度目は家族が救急搬送され、その3時間後に病院を転院する必要があり3度目の救急車に同乗する形で乗りました。

 ハッキリ言って1度目の時は、意識を失っていたのでよくわからなかったのですが、2度目と3度目は、記事にあるように、本当に祈るような形で「前の車…頼むからどいてくれ!」という気持ちでいっぱいでした。

 もちろん日本ですから、どかないなんてことはなく、皆さん普通にどいてくれるのですが、気づいてよけてくれるまでの1秒2秒がとても長く感じたのを今でも覚えています。

 私はそれ以降、緊急車両に対しては「何があっても先ずどく」ことにしています。

 皆さんも、緊急車両の接近に気づいたら、ぜひとも、必ず道を譲るようにしてください。

以下記事引用

「なぜ救急車に道を譲らないのか」=世論調査(上・中・下)
市民1000人にアンケート
 「顔はやけどで真っ赤になっていました。救急車に乗っているときは1秒が1日にように長く感じられましたが、ほかの車が道を譲ってくれないのが悔しくてなりませんでした」
 昨年6月、京畿道城南市内の路上で、会社の元同僚から硫酸を浴びせられ大やけどを負ったパク・ジョンアさん(28)は、今も当時のことが忘れられない。顔と肩に重いやけどを負ったパクさんは、これまでに5回の手術を受け、何とか命の危険を免れた。パクさんは当時、搬送される救急車の中で非常に苦しんでいたが、救急隊員が一般車両に対し「道を開けて下さい」と何度呼びかけても、ほかの車は道を譲ろうとしなかった。そのため一緒に乗っていた両親が、外の車に道を開けるよう訴えるため、救急車を降りようとしたほどだった。
 「あのときは涙も出ず、ただ生き延びることしか考えていませんでした。ドライバーの皆さんも、自分の家族が乗っていると思えば、当然道を譲ったはずです」
 9日に行われた本紙との電話インタビューで、当時の状況について語ったパクさんの声は、今も悔しさにあふれていた。
 韓国のドライバーは、救急車が接近してきてもなぜ積極的に道を譲らないのだろうか。本紙はインカムPR財団と共同で、インターネット世論調査会社のマクロミル・コリアに依頼し、全国の男女1000人を対象に、「救急車に関する認識について」のアンケート調査を行った。その結果、救急車に道を譲らない理由(複数回答)は、▲道を譲れるスペースがない(75.4%)▲本当に危険な状況なのか信じられない(35.9%)▲ほかの車が譲らない(24.4%)▲道を譲る方法が分からない(12.5%)の順となった。
■先進国では渋滞でも救急車に道を譲る
 米国、ドイツ、オーストリアなどの先進国では、救急車が出動すれば一般の車は自分から道を譲る。その光景は、まさに魔法のようだ。駐韓ドイツ大使館のスペックハルト氏は、「ドイツ人はいつかは自分もあのような立場になると考え、救急車を見れば当然道を譲る。罰金が賦課されるためではない」と述べた。ドイツでは通勤時間のラッシュ時でも、ドライバーは何とかして車を動かし、救急車に道を譲ろうとする。
 今回のアンケート調査で、「道を譲れるスペースがない」という回答が多数を占めたことから、市民が道を譲る要領をよく知らないことも、原因として浮上した。「救急車に道を譲る義務と方法について教育を受けたり、そのような情報に接したことがあるか」という質問に対しては、74.6%が「まったくない」と答えた。
 一方スペックハルト氏は、「ドイツでは運転免許を取得する際、救急車に道を譲る方法から学ぶ。学校でも車だけでなく、自転車も救急車に道を譲らねばならないと習う」と説明した。
■本当に危険な状況なのか信じられない
 救急車に「譲歩の美徳」を発揮できないもう一つの理由が「不信感」だ。救急車を目にしても、「本当に緊急事態なのだろうか」と疑うケースが多いという。
 回答者の35.9%は、「本当に危険な状況なのか信じられない」と回答し、24.7%は救急車がサイレンを鳴らしていても、「救急患者を運んでいるとは思えない」と回答した。また半分以上の57.6%が、「レッカー車や警備会社などのサイレンとの区別がつかない」と回答した。
 2008年の中央消防学校受賞論文「緊急車による交通事故防止に向けた効率的対策」によると、「レッカー車や私設医療機関の緊急車両は通常でもサイレンを鳴らすため、サイレンを鳴らしても市民の協力が得られなくなった。そのため、救急車に道を譲ることについて、市民は不信感を持っている」とのことだ。
■厳しい取り締まりや処罰が必要
 海外と同じように、韓国でも救急車に道を譲らないドライバーに対して、厳しい取り締まりや処罰を行うべきという意見もある。
 先進諸国では、緊急車両に道を譲らないドライバーには、厳しい罰金刑が課せられる。米国オレゴン州では緊急車両が見えた場合、直ちに路肩に移動して停止しなければならず、これに反した場合には、720ドル(約6万5000円)の罰金を支払わなければならない。カナダでも同じで、罰金額は380-490カナダドル(約3万3500円-約4万3200円)だ。また、緊急車両から150メートル以内を走行する恥知らずのドライバーには、1000-2000カナダドル(約8万8200円-約17万6500円)の罰金が課せられる。
 韓国の道路交通法でも、緊急車両を避けなかったり、一時停止義務に違反した場合には、4万-5万ウォン(約3200円-約4000円)の罰金が課されることになっている。ところが、この規定に違反したとして実際に摘発されたのは、2007年にはわずか36件だった。そのため消防防災庁は、厳しい取り締まり規定と重い罰金を賦課するための法制化も検討しているという。
 韓国サイバー大学消防防災学科のパク・ジェソン教授は、「心肺停止状態にある患者など、緊急事態では1分1秒が生存率を大きく左右する。ドライバーが“いかなる緊急車両に対してもまずは道を譲るべき”という認識を持てば、一人でも多くの患者の命を救うことができるだろう」と述べた。
金成謨(キム・ソンモ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2010/03/11
http://www.chosunonline.com/news/20100311000063
http://www.chosunonline.com/news/20100311000064
http://www.chosunonline.com/news/20100311000065

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