良いねぇ。こういった「大人の」コメントができる文化って言うのは…
皆さんもすでにご存じだと思いますが、ドイツの水族館にいるタコのパウル君、ここまですべてのW杯のドイツ戦の予想を当てているそうです。
しかも準決勝でもドイツ-スペイン戦でのドイツ敗戦も見事的中させました。
その結果、ドイツ内ではパウル君に対する批判が吹き出しているとか。それを受けてスペインでは、なんと首相や閣僚がパウル君についてコメントしているとか。
ホント、いいですねぇ。このばかばかしさ。これをコメントできる首相とか閣僚の「大人な」ユーモア。
サッカーに対する(もっと言えばスポーツに対する)文化の成熟の差異については、常々言われていることですが、こういったニュースを見ると、日本がいなくなってとたんに日本全体からサッカー熱が引いてしまったかのように見える(あまつさえ、重要な3位決定戦も放映しない)この国では、逆立ちしてもかなわない「大人の文化」の成熟度を感じさせますね。
いつかこの国もそういった「大人の文化」を身につけることができるんでしょうかね?
追記
結局このパウル君、3位決定戦も決勝も当てたそうです。すごいですねぇ
*** 記事引用 ***
スペイン閣僚「神託タコ食べないで」!保護チーム派遣も
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会準決勝で、スペインがドイツに勝つことを予言していたドイツの水族館のタコ「パウル君」について、スペイン政府の閣僚らは8日、ドイツ人の反感を買い、食べられてしまうのではないかとの懸念を相次ぎ表明した。
サパテロ首相は、ラジオ局の取材に「タコの安否が心配だ。(スペインから)保護チームを派遣しようかと考えているところだ」と表明。エスピノサ海洋相は「12日に欧州連合(EU)の漁業関係相理事会があるので、ドイツに対しパウル君を食べないよう頼むつもりだ」と述べた。
パウル君については、「神託」が下った直後から「スペインが勝ったら、タコを速やかにスペインへ移送し保護すべきだ」(セバスティアン工業相)などとする声が上がっていた。 (共同)
スポニチAnnex 2010年7月8日 http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20100708144.html
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