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2011年3月28日 (月)

F-1からのメッセージ

 昨日3月27日はF-1の今年の開幕戦であるオーストラリアグランプリの決勝の日です。

 とある理由により、出勤していたため、オンタイムでは見れなかったのですが、課の送別会から帰宅して見てみると、フジテレビによる中継では、最初の方と最後に、下のビデオが流されていました。

 

 正直、私はこれを見て、本当に感動しました。

 そうでなくても、各チーム、各ドライバーが、マシンやヘルメットなど本来ならスポンサーロゴを入れるべきところに、日本を応援するメッセージを入れてくれています。

 F-1というのは、ご存じかもしれませんが、かつて、ホンダの第1期・2期のチャレンジをしているときや中島悟氏がチャレンジしているときはもちろん、最近では昨年の小林可夢偉選手が実力で現在のチームのシートを獲得するまで、「Japan Money」だとか、メーカーがシートを買っているとか、レギュレーションでのJapan(当時のホンダ)バッシングだとかが沢山あり、ヨーロッパの”御貴族文化”の権化のような世界であったのです。

 それが、今回の震災に際して、全てのドライバー全てのチームがそれぞれ何らかを考えて、日本の支援をしてくれているというのは、本当に画期的だし、あり得ないと思っていたし、そして感動しました。

 こんな事に金を使っている位なら、1円でも復興経費に回すべきだという意見が出てくるのは当然ですし、よくわかります。

Ssave_japan  実際、プロレーシングドライバーの脇坂寿一氏を中心として、4輪2輪を問わず、日本のモータースポーツに関わる人たちが集まって「SAVE JAPAN」という義援金募集サイトを立ち上げ、3月15日からすでに活動されています。

 レースの世界は、よほどのお金持ちでもない限り、自費でレースを、しかもトップカテゴリーのレースをするのは不可能です。逆に言えば、モータースポーツに携わる人たちは、皆が互いに何らか支え合って、はじめてなりたつスポーツの筆頭なのです。

 その互いの支え合うことの意味をよく知っている人たちが、そしてその世界の、まさに選ばれた(さらに言うと、もっとも影響力のある)人たちが、こうやって日本のことを考えてくれているというのは、本当にありがたくそして、感動しました。

 何日か前のエントリーにも書きましたが、何か自分でもできることをしていきたいと、今でも思っていますし、できることを見つけ多時には、それを一つ一つやっていくつもりです。

 

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ザウバー ザウバー
 ザウバーはスイスのチーム。マシンの一番目立つところにスイスと日本の国旗が…

 

 

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フェラーリ フォースインディア

 

 

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ウィリアムズ
 ウィリアムズには白幡さんという日本人メカニックがいらっしゃいます。

 

 

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小林可夢偉選手 ミハエル・シューマッハー選手

 

 

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ヤルノ・トゥルーリ選手

ヤルノ・トゥルーリ選手
 オンボードカメラで一番写る頭頂部に「がんばれ、日本」「がんばれ、東北!のメッセージ

 

画像出典
 F-1通信 http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51744306.html
 F-1 Gate.com http://f1-gate.com/driver/f1_11197.html

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