江戸東京博物館「発掘された日本列島2012」
今日は、江戸東京博物館で行われている「発掘された日本列島2012」を見に行ってきました。
この展示は、毎年、前年に発掘された考古史料を、江戸博を皮切りに、全国数カ所での巡回展示で、今年の江戸博は今日が最終日。
こちらは、佐賀県唐津市の仁田埴輪窯跡(古墳時代)から出てきた犬型埴輪。
口元を少し空けて、にへらっと笑った顔がとってもラブリー(はーと)。
こちらは茨城県常陸大宮市の坂下遺跡(弥生時代)出土の人面付き壺型土器。
たぶん権力者の顔をかたどっているのでしょうが、とってもいい顔。
毎年来ていますが、いつも思うのは、古代人、特に縄文時代や弥生時代、古墳時代の人たちのセンスの良さです。
こういうデフォルメなど、現代でも十分通用するすばらしいセンスだと思います。
もし機会があったら、ぜひ足を運んでみてください。
【参考】 「発掘された日本列島2012」日程・会場
○江戸東京博物館
6月12日~7月29日(本日終了)
○八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館
8月8日~9月17日
○藤枝市郷土博物館・文学館
9月28日~11月6日
○堺市博物館
11月17日~12月24日
○鳥取県立博物館
2013年1月12日~2月24日
| 固定リンク | 0
コメント