「CULLMANN マグネジットコプターマルチ三脚」を買ってみた
会社帰りに綺麗な夜景を見た時や出張時に深夜徘徊などしている時に、ふと、カメラで写真を撮りたくなります。
他方で夜景を撮るためには手ぶれ対策が必要で、そのためには三脚が必要なのですが、ミニ三脚というものでも、一眼レフを乗せようとすると、大型三脚のミニ版という形になり、かなりごつくなってしまいます。
そこで、カバンにすっと入るような、それでいて一眼レフにも対応できそうなものが無いかと探していたところ、見つけたのがこちら、
CULLMANN マグネジットコプターマルチ三脚
です。
大手量販店で4000円を切る価格というお手頃値段で、耐荷重は約1kgまでというものですが、雲台が取り外せるため、もっと良い物に換装できるのではないか、と思わず衝動買いしてしまいました(PLフィルターを買いに行ったはずなのに…。)。
付属の雲台を使った場合の長さは約22cmとD750+AF-S24-120mmと大体同じ長さぐらい。3本の脚をたたむと3cm強のポール状になるため、とてもスリムです(メーカーはグリップになるとも説明)。
その脚ですが、開くか閉じるかしかありませんが、金属製でかなりがっちりしていること、また足先にはゴムがついているので、思ったよりしっかりした作りになっています。
まず、付属の雲台を使って、D750+24-120mmのセット=大体1.7Kgを乗せてみたところ、横位置では、脚がちゃんとレンズの下に来るようにセットすれば、目一杯ズームを延ばしても、何とかギリギリ持ちこたえてくれます。とはいっても、本当にぎりぎりで、ちょっとのことでお辞儀してしまうのはしかたがないことです。
また、縦位置にすると、脚の位置にかかわらずどうしても転んでしまい、使い物になりませんでした。
そこで、雲台を手持ちの「SLIK SBH-280」という耐荷重5kgという、大型三脚で使っている物に換装したところ、びくともしないで使えています。
さらに、縦位置にしても、なぜかしっかりと使うことができています。
問題なのは、脚の開度は全開か全閉しかないことと、一般的なミニ三脚と異なってセンターポールがありませんので、自由雲台とはいえ、アングル的にどうしても制約があります。
しかし、このコンパクトさはやはり何者にも代え難く、通勤カバンの中に、折りたたみ傘と並んで入れておくことができる大きさというのは、やはりかなりのアドバンテージだと思います。
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