晩秋の秩父、SLの旅
いつも我が家の旅と言えば、よほど遠くに行かない限りは、自動車を使ってのものです。
しかし、妻と娘は意外と電車好き。ロマンスカーに乗りたい、レッドアローに乗りたい、SLに乗ってみたい、という要望をかなり以前から聞かされていました。
そこで、西武鉄道が開催した、レッドアローを使って秩父に行き、SLに乗って帰ってくると言う、二人にとっては贅沢な列車の旅に行ってきました。
朝、最寄りの西武新宿線の駅に集合し、西武所沢に。
そこで、待望のレッドアローに乗ります。
日帰り旅行ですので、ちょっと朝が早かったこともあり、ちょっと眠いのですが、私にとっても初めてのレッドアローにちょっと興奮気味。まして、下を走る国道は、時々バイクでツーリングで使っている道です。「電車から見るとこう見えてるんだぁ…」だったり、「やっぱりあの道はバイクで走ってナンボだよなぁ…」などと色々と考えてしまうところが、何もしなくて良い電車の旅ならでは。
秩父の1つ手前でローカル線に乗り換えて付いたのは、川下りで有名な長瀞。
ここで一旦自由行動になりましたので、長瀞の川辺まで降りていきます。
天気が良くないので、川の色もちょっと良くないのですが、それでも「晩秋」という感じがあって、風情があります。
小一時間散策の後、お弁当を受け取って乗り込んだのは、本日のハイライト、SLパレオエクスプレス。
動くSLを見るのも初めてならば、もちろん乗るのも初めてです。
駅に入線してくる時の姿は、やはり力強く、ド迫力。本当にカッコイイです。
乗ってみると、やはり時々ならされる汽笛の音も良いですが、気のせいなのかもしれませんが、スタート時や下り坂の時などは、微妙にスムーズさに欠けるような気がしますが、またそれが良い雰囲気となります。
また、せっかくなので、と窓を開けたのですが、やはり車体の向きなどによってはススが入ってき、顔にススが付いたり目に入ったりとちょっと大変。でも何となくそれも楽しいのがちょっと不思議。(笑)
この日は11月23日ということもあって、秩父ワインの試飲&車内販売が行われ、ヘッドマークも「秩父ワイン列車」という特別の物になっていました。もちろん、おみやげに生ワインの白を買ったのは言うまでもありません(笑)
終点である三峰口駅まで行き、そこで給水作業や、機関車の切り離しと接続、機関車の転回シーンを見学し、秩父までもどってきました。
最後に御花畑駅までもどり、そこから西武秩父駅まで徒歩で数分の距離を戻ります。西武秩父駅には仲見世通りがあり、おみやげなども買うことができました。
西武秩父からは、レッドアローと在来線を乗り継ぎ、17:30過ぎには無事帰宅することが出来ました。
初めてのSL、本当に久しぶりの(多分学生の時以来の)電車でのパック旅行とあって初めてづくしでしたし、ちょっと時間に追われて疲れたというのもありましたが、とても楽しく、興奮できた1日でした。
また、「機会があればSLに乗ろうね!」とい家族の声に、大満足となった1日を過ごすことが出来ました。
時間に追われるのが嫌ではありますが、運転しなくて良いので爆睡できるというのは電車ならではですね(笑)
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