初めての自作パソコン♪
前回、自宅のディスクトップパソコンが壊れて起動しなくなった記事を書きましたが、その後、直すかどうするか悶々としていました。
ほぼ占有している娘に聞くと、大学での作業はまだ1年ということもあって、どれくらいのスペックが必要かは判らないが、今は入学時に新調させられたノートパソコン(Lenovo X13 Gen2)で十分とのこと。このため直すかどうか聞いても「どっちでも~」というなんともハッキリしない回答が。
このため、余計にどうするか悩んだのですが、以前から興味のあったパソコンの自作にチャレンジしてみることに。
方針としては、
- この後5年は十分に使えること
- DVDやカードリーダーを使いたかったため、また大きさもちょうど良かったため、今のケースを使うこと
に設定し、パーツ選定に入りました。
自分の使い方としては、
- 3Dゲームはしない
- デジタル一眼レフカメラのRAW現像をストレス無く行いたい
- いずれは興味がある3D CADなどもストレス無くやりたい
に設定し、その上で自分が単身赴任していることもあって、安定性を重視することにしました。
そこで選定したのが、以下の構成です。
CPU | インテル Core i7 13700F |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B760M-PLUS D4 |
グラフィックボード | ASUS DUAL-RTX3060-O12G-V2 |
メモリ | ドスパラセレクト D4D3200 (DDR4 PC4-25600 16G×2) |
SSD(メイン) | W.D Black SN770 WSD100T30E (M.2 Gen4 1TB) |
SSD(データ用) | Gigastone 内蔵SSD 1TB Game Pro 2.5インチ |
電源 | DEEPCOOL PQ750M (ATX 750W 80+GOLD) |
CPUクーラー | DEEPCOOL AK500 + DEEPCOOL FK120 |
ケース | (元のケースを使用、DVD-RW・カードリーダー付き) |
ケースクーラー | Kaze Flex Ⅱ 120 SLIM ×2 |
OS | Windows11 Home Edition |
CPUは、上記の使用目的を考え、コストパフォーマンスのバランスから、Core i7の13世代に。14世代が出たところですが、まぁそこはこだわらなくて良いかぁと。
また、同様に、グラフィックボードも反応速度よりもメモリの余裕を考え、新しいけど8Gしかない40XXではなく12Gのメモリを持っている3060にしました。
マザーボードは、正直どれでも…というところではあるのですが、前のパソコンのUSB端子が少なかったため、少しでも多いものをということで、ASUSのTUF GAMINGに。メモリも速さよりコスパを優先させてDDR4対応とし、今や標準とも言える32Gを積むことにしました。どうしても必要なら、あと2枚分スロットが空いているので追加することにしましょう。
一方、問題になったのがCPUとケースのクーラー。
まず、CPUクーラーですが、CPUにCore i7を選んだ結果、CPUの冷却が問題になりました。
相談したドスパラ前橋インターアカマルの店員さんは、アレなら入る、アレなら入らない、と考えてくださった結果、DEEPCOOLのAK500にFK120を付けて、ラジエーターをファンで挟み込む形で解決することに。ただし、小さなケースいっぱいいっぱいになってしまい、もとのパソコンで使っていたHDDを後から入れることができず、SDDにすることにしました(HDDに入れていたデータは転送しました)。
予想外だったのがケースクーラー。
ケースに付いていた2つのクーラーは、当時の規格で3ピンだったのですが、今のマザーボードは4ピン!このため、そのままでは使うことができず、慌ててドスパラに4ピンのクーラーを買いに行きました。
で、出来上がった中の様子がこちら。CPUクーラーのでかさが目立ちます。
OSはWindows11に。最初は元のPCのWindows10のプロダクトキーが通るかと思いましたがダメで、Windows11 Home を再びドスパラで購入し、無事インストールできました。
使ってみての感想ですが、やはり”新しいパソコンは良いっ!”ということに尽きますね。
RAW現像でもかなりの枚数(30枚ぐらいをバッチ処理したり、それを1枚に合成したり(星景写真など))を一度に処理してもびくともしないですし、気になっていた温度も3時間ぐらいそんな作業をするぐらいでは全く問題ありません。
しかも、このマザーボードに積まれている音源がとても良く、イヤホン(有線)で聞く分にはとてもいい音を出してくれます(さすが、電子音源用端子を持つだけありますね!)。
また、これを機に10年近く使ってパネル表面に筋が見える様になったモニターも、EIZO FlexScan EV2480-Zに交換したため、色もとっても良く、見やすくなり、本当に良いシステムを組むことができました。
ただし、Windows11は本当に使いづらい!!!なんであんなインターフェースにしたのかと、文句を言いたいですっ!!!
ということで、初めて組んだパソコンですが、ケースを流用した分苦労しましたが、それだけに新しくて性能アップした満足感に加え、自分でパーツを選んで自分で組んだという満足感と愛着感はかなりのものがあり、次にディスクトップが必要となったら、また自分で組むだろうなぁと思っています。
で、最初は要らないと言っていた娘ですが、やっぱり要ると言い出して、今は実家に置かされ、娘にとられてしまいましたw
p.s.
今回のパソコン自作にあたっては、ドスパラ前橋インターアカマル店の皆さんには本当にお世話になりました。
初心者の私にもしっかりわかりやすく教えてくださり、またCPUクーラーについては、あーでもないこーでもないと、一緒に悩んでくださいました。
今回、無事、満足のいくパソコンが組めたのも、店員さん達のお陰です。本当にありがとうございました!
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