バイク仲間のご夫婦と奈良散策
GWも後半も後半になりました。
天気が良さそうなのも今日まで、との天気予報でしたので、近鉄奈良駅の辺りまでバスで行き、その後歩いて帰ってみるか~と考えていた時に、前に乗っていたCBR1000Fオーナーズクラブでご一緒していた大阪の方からメッセージが。
なんでも、奥様が新薬師寺に行きたいと言っているが、一緒に行かないか、とのお誘いをいただきました。
もちろん二つ返事でOKし、急いで支度をしてバスを乗り継ぎ、新薬師寺に。しばらく待っているとご夫妻がいらっしゃいました。
なんでも絵を描かれるので、その参考に十二神像を見たいとのこと。
確かに新薬師寺は、奈良時代の十二神像立像が残っていて、決して大きくない本堂の中には、大きな阿弥陀如来様とそれをお守りするようにグルとと取り巻く十二神像立像が。
この様子が、神々しくて、私は好きなのです。
ちなみに、新薬師寺の本堂は奈良時代のモノと言われており、気づきにくいのですが、正面の4本の柱には、仏様などの絵が残っていますので、行かれた時には、ぜひ忘れずに見てきてください。
じっくり堪能した後は、良い時間なので食事でも…ということになったのですが、最初のお店は、ランチタイムを過ぎていて食事という感じではなかったため、ごめんなさいをし、ある気ながら店を探していき、結局もちいどの商店街の中にある香月(かげつ)という和食のお店へ。
ここでランチをいただいたのですが、とてもお上品な、でもそれなりに量も有り、満足なランチとなりました。
その後、興福寺宝物殿で、板彫りの十二神像を見学したあと、浮殿園地を通り抜け、ご夫妻が止めてある新薬師寺近くの駐車場まで戻ったのですが、浮見堂園地のボート乗り場のすぐ向かいに「瑜伽山(ゆうがやま)園地(旧山口氏南都別邸庭園)」という茶室のある庭園が整備・解放されていましたが、ココにこんなものがあったとは、20年前は毎日この前を歩いて仕事に行っていたのですが、全く気づきませんでした。
今回はちらっと寄っただけでしたので、今度改めてしっかり見学してみたいと思います。
最後に、車で家のそばまで送っていただきお別れしましたが、ご主人はよく知っているのですが、奥様は初めてお会いしたにもかかわらず、気さくにお話ししていただき、とてもステキな方で、一日楽しく過ごすことができました。
ただ、帰ってから調べて判ったのですが、興福寺には、今回見学した板彫りの十二神像の他に、東金堂に立像の十二神像がありました。
せっかくなら、後者を見ていただければ良かったのですが、私の勉強不足で、申し訳ないことをしてしまいました。
次ぎにどなたかご案内するときには、しっかりと勉強してから行こうと思いました。
最近のコメント